データ型
プログラミングで言うデータとは、いろいろな情報のことです。そしてその情報にはいくつかの種類があります。これをデータ型(データタイプ)と言います。スクラッチでは、次の3つのデータ型が使われます。
- 数値(number) スプライトを右に5歩動かすときとか、x座標を25にするときに使う数値です
- 文字列(string) スプライトの「こんにちは」と言わせたりするときに使う文字や数字のことです。
- ブール値(boolean) はい(イエス、オン、真、TRUE)かいいえ(ノー、オフ、偽、FALSE)の、どちらか1つしかない特別なデータ型で、「6 条件」の「もし~なら」を作るときに使いました。

ここでは数値と数字を使い分けている点に注目してください。数値は半角の1,22,234などで、足したり引いたりできます。これに対し数字は半角でも全角でもOKで、他のプログラミング言語では”1″や”34”のように” “で囲んで表される文字です。
文字列は文字の1つ1つをつなげたもので、たとえば”世界一”なら”世”と”界”と”一”が串のようなもので順につながれたものとして表されます(文字がつながれているので文字”列”と呼ばれます)。
データ構造
データ構造は、バラバラなデータを整理して並べるための入れ物の形のことです。たとえば、買い物のリストを作るとき、1つ1つの買い物を別々のカードに書く方法もあれば、買い物全部を1つのリストにまとめる方法もあります。中身は同じ情報なのですが、まとめ方、つまり入れ物の形が異なります。
リスト
スクラッチには、多くのデータを一度にしまっておける便利な「リスト」というまとめ方があります。変数は情報を1つだけ入れていける箱のようなものでしたが、リストは、その箱が番号順にたくさん並んだようなものです。
たとえば、次のような「着るもの」が作れます。
- シャツ
- ズボン
- パンツ
リストには変数の名前を付けることができるので、シャツやズボン、パンツなど多くの情報を覚えておかなくても、ただ「着るもの」という変数名を覚えておけば、後は順番の番号で、たとえば変数「着るもの」の1番でシャツを、「着るもの」の2番でズボンを、必要なときにすぐに見つけることができます。

「リスト」は他のプログラミング言語によっては「配列(はいれつ)」とも呼ばれます。