ではAIの歴史の中で最も古い単純パーセプトロンについて簡単に見ていきましょう。
スクラッチのページでは「フルーツのグループ分け(単純パーセプトロン)」というプロジェクトが公開されています。これは、ステージ表示されたリンゴをクリックしてバナナに変えると、スクラッチの単純パーセプトロンプログラムがリンゴとバナナを直線で分類しようと試みる、というアプリです。下図では直線の上がバナナ、下がリンゴに分けられています。

下はそのアプリの画面で、実際に操作できるので試してみてください。
つまりここでは、ユーザーに示されたステージのリンゴとバナナを、単純パーセプトロンがああでもないこうでもないと直線の傾きや長さを変えて、何とかして直線で分けようと試行している訳です。しかし意地悪な問題にすると、アプリは境界線を決めることができません。
では、以降ではChatGPTに聞いた「単純パーセプトロンって何?」からの文章と絵の回答を元に、記事を書いていきます。
単純パーセプトロンって何?
一言で言うと、「いくつかの情報を見て、YESかNOかを決める仕組み」です。たとえば、テストの点と宿題を出したかと遅刻したかで、合格にするかどうかを決める、といったようなイメージです。

電気の例で考えてみましょう。スイッチAとスイッチBがあるとします。そして両方ともONなら電気が点くというルールにします。
単純パーセプトロンでは、オンの状態を1、オフの状態を0で表します。この関係全部を表にすると下図のようになります。これはANDゲートと呼ばれます。

同様に、どちらか一方がONなら電気が点くというルールもあります。これはORゲートと呼ばれます。

単純パーセプトロンの考え方
- 単純パーセプトロンでは、情報を入力として受け取ります。下図ではx1、x2、xnなどです
- 情報には重要さの度合いがあります。たとえば「テスト90点」はとても重要だが、「宿題の提出」はそうでもない、といった感じです。この重要さを重みと言います。下図ではw1やw2が重みに当たります。
- 入力に重みをかけて全部足します。図のシグマは全部足し算するという意味です。
- 最後に、合計がある基準を超えたら1、超えなければ0にします。このある基準のことをしきい値と言います。

これはAIの基本中の基本で、ChatGPTも、情報を集め、大事さを変えて、合計して、判断する、ということを大量にやっています。